2014.2.14 日南ー飫肥
小倉を出発した東九州旅、その5日目です。
ここまでの記事はこちら↓
静岡から北九州へ輪行、dipへ集合|プロローグ
初日からの寒雨夜行便~小倉別府100キロ|DAY1
どこか寂しい佐賀関~別府延岡激走150キロ|DAY2
クルスの海…願いが叶うという宮崎の十字海|DAY3
荒れ模様の日南フェニックスロードは鬼の洗濯機|DAY4
一日雨予報ということもあり、この旅初めてのオフ日を取り、もう少し日南市を見てみることにしました。
宿泊していたライダーハウスのある油津から、数キロ北へと向かった場所に「飫肥(おび)」という城下町があるそうである。これは手持ちの地図でも確認済みで、少し気にはなっていたものの、飲み屋の大将に飫肥という街について聞いてから突如興味が沸いてきて、雨の様子を見て足を運ぶことにした次第です。
大将の話によると、江戸時代の人の背の高さが低かったことが実感できる屋敷が沢山あるとか。
小村寿太郎の出身地でもあって、城下町は上品な気風があったらしく昔は「嫁は飫肥からもらえ」と言われたとか(笑)
お昼頃、雨が上がった隙に荷物無しのランドナーでライダーハウスを飛び出し、油津駅前の直ちゃんラーメンで豚骨ラーメンとチャーハンを食べてから、鈴木自転車店でチェーンに油を注してもらってから飫肥へと向かいました。
飫肥駅で観光パンフレットを入手し、いざ飫肥散策です。
日南市の市街地を抜けると、両側に江戸時代調の建物やお店の並ぶストリートにでました。
飫肥の町ですな。
まず歴史的建造物のうち一番手前にあった「旧高橋源次郎家」へと向かい、入ってみることにした。
旧高橋源次郎邸
600円(学生は450円)で6ヶ所の屋敷や施設を見学できるチケットが売られていたので、これを買って散策することにしました。
旧山本猪平邸
ちょうど雛人形の展示をしていました。
やはり小村寿太郎はここの有名人らしいですな。
飫肥藩主伊東家の屋敷であるという…
豫章館
そして、パンフレットやガイドブックでは飫肥というと必ず出てくるこの城前の…
飫肥城大手門
立派な佇まいです。大手門をくぐり、苔のむした石垣の間を歩いていきます。ほかに観光客の姿はほとんど見ず、静かでちょっと緊張感のある空気が漂っていました。
本丸には立派な飫肥杉が整然と立ち上がっており、他の古城の本丸にはなかなか無い特異な風景が広がっていました。苔むした風景は、雨上がりのじめっとした雰囲気の中で見るのが一番素敵であると思われます。
しばらくの間、この天に一直線に延びた飫肥杉に囲まれながら
この上なく美味い空気を堪能していました。
共通チケットで歩き回った各施設のスタッフさんとても親切に案内して下さり、雨が再度降り出して、軒先で雨宿りしていた時などは、「寒いでしょうからどうぞ温かい中で雨宿りしてください」と声をかけていただきました。ところどころで飫肥の方々のおもてなしの心みたいなものを感じ、それは素敵な町並みをもっと素敵なものに見せてくれたようです。こじんまりとした場所にぎゅっと歴史が詰まっているようなそんな町で、ぼくはとても気に入りました。
雨のおかげで、日南に留まることになり、本来来れなかったはずの飫肥という素敵な町に導かれたようです。
あながち雨も悪くない・・・かな。
この後も歴史資料館や武家屋敷通りなどなど町中を散策してから、飫肥の町を後にしました。

















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