地獄のような鬼の洗濯機の中でめちゃくちゃにされてなんとか日南市に辿り着いた日。
夜は助けてもらったライダーハウスたのもしさんに教えていただいた居酒屋さんへ。
もう暗くなった油津の町なかを傘をさしながら歩いてみて、油津の駅前、赤い灯篭が目印の居酒屋「おかめ亭」さんへ。
ちょうど祝い事のできた日でもあったので、奮発して宮崎の郷土料理を堪能させてもらいましょう。
もうそれは檀一雄の名著「美味放浪記」の檀さんになった気分です。
おかめ亭は民芸居酒屋の和風な佇まいで、ぼくはカウンター席に座りました。白い髭で紺色作務衣の大将がカウンターの前で宮崎の郷土料理や新鮮な魚などを料理してくれます。
まずはアジの刺身を。
九州特有の甘い刺身醤油で、このプリプリのアジがたまりません。宮崎は魚の美味さも抜群なんですな。
そして続いて地鶏のたたきを。
ぼくは生の鶏肉、初体験です。どんな味わいなのかワクワクしながら箸を伸ばします。ショウガやニンニク、ネギの薬味と一緒にこちらも九州の甘い醤油でいただきます。鶏肉独特の歯ごたえが楽しく、鳥の新鮮さが際立ちます。また薬味と醤油と鶏の旨みがそれはそれは素晴らしくうまいので、熊本の馬刺しにせよ、宮崎の鳥刺しにせよ、なにせ地元ではまずお目にかかることが食すことが出来ないことが悔しいくらいでした。
これは癖になってしまいそうです。
そして特筆すべきはこちらの一品料理。
豚の軟骨を味噌で煮込んだものなのだそうですが、甘めの味噌の味付けで、豚の軟骨までこりこりと食べることができ、こちらも初めて食べた食材でした。
まさに隠れた名店、絶品の数々でした!(別に隠れてねぇよ、と大将に怒られそうですが(笑))





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